breast乳がん検診
乳がんは年々増加しており、女性に発症するがんの中で最も多く、現在、日本人の約10人に1人の方が乳がんと診断されています。
一方で、画像診断と治療の進歩により、約90%の患者さんを救うことが可能となっています。
乳腺には個人差があり、乳房内の乳腺の割合が多い高濃度乳腺や、乳腺を構成する成分の性状によっては、画像診断を行っても病変がみつかりにくい傾向のある方が一定数、いらっしゃいます。
当クリニックは隣接する聖路加国際病院のパートナーズクリニックであるため、高精度の最新画像装置による診断が可能です。
診断が困難な傾向のある乳腺の方にはその旨をお伝えしたうえで、検診の実施頻度を増やし、より高精度のマンモグラフィやMRI検査を利用するなどして、慎重な対応をとらせていただくようにしています。
follow up術後のフォローアップ
「一人でも多くの女性が、乳がんの不安から解放されますように」
当クリニックは2008年の開設以来、術後患者さまを大切にするこの理念を貫いてきました。乳がんという病気は、長期にわたる治療や慎重な経過観察に価値があると考えてのことでした。これまでに3634名の術後患者さまを診察させていただきました。このうち、2023年現在、ちょうど10%の361名の方に再発が認められています。ここで注目して頂きたいのが、術後何年経過してから再発したかという点です。術後5年以内が25%、5~10年以内が31%、10~15年以内が31%、15~20年以内が10%、20年以上が3%。実に術後10年以降の再発が44%も占めているのです。
当院再発症例の再発時期
これらの経験から、乳がん術後のフォローアップは術後10年以上経っても継続していく必要があると考えています。
当クリニックでは、術後の長期にわたる来院が困難にならないよう、完全予約制、主治医固定制とし、患者さまを長くお待たせしない体制を開設以来16年間、維持しつづけています。
menopause更年期外来
更年期年代には、ほてり、冷え、めまい、動悸、頭痛、肩こり、便秘、腹痛、関節痛、月経不順、無気力、不眠などの症状が生じる場合があります。
他の疾患による症状と区別がつかないことから、患者さまは放置してよいものなのか、不安になられることが多く、不快な症状に悩まされる生活を一定期間、強いられることになります。
乳がんの術後治療中には、これらの症状が発生しやすくなる傾向があります。
当院の更年期外来では他疾患の可能性を検査や診察によって除外したうえで、カウンセリングと漢方薬を主体とした投薬により、つらい状況を改善させていきます。
vacciceワクチン接種
当院では、インフルエンザ予防やがん予防など、様々な疾患の予防を目的としたワクチン接種を実施しています。
健康被害に対する国の救済制度が適用され、認可されているワクチンのみ提供しております。接種に関するご相談にも詳しく対応させていただきます。
対応ワクチン
インフルエンザ予防接種 |
|
---|---|
肺炎球菌ワクチン |
|
帯状疱疹ワクチン |
|
HPV(ヒトパピローマウイルス)子宮頸がんワクチン |
|
RSウイルスワクチン |
|
※ご希望の方はお電話でお問い合わせください。
※お支払いには各種クレジットカードがご利用いただけます。